FSCマーク製品ものがたり

2014.8.26

FSCマーク製品ものがたり

  • 森とともに「紙に書く文化」を受け継いでいく
  • NOLTYプランナーズ「法人向け手帳」
 
「持つ人の人となりを表す」といわれる手帳。仕事やプライベートを充実させる大切なパートナーとして、こだわりを持つ人も多いのではないでしょうか。法人向け「NOLTY(能率手帳)」を企画・販売する株式会社NOLTYプランナーズでは、判型や形式、紙の書き味など、多種多様の選べるディテールの1つとして「FSC森林認証紙」を提案。取引のある半数以上の法人が採用し、「企業の顔」として多くの方に配られています。

お話しを伺った方

株式会社NOLTYプランナーズ
長濱智之さん・田村素子さん・國島絵美さん
1冊で公私を管理するという長濱さん、スマートフォンと手帳の使い分けを探る田村さん、そしてプライベートは仕事の手帳と分けたいという國島さん。使い方はもちろん、手帳へのこだわりはそれぞれですが「紙が好き」という熱い思いは共通のようです。

受け継がれる哲学に加え、時代の空気を取り入れて進化

 仕事ができる社会人御用達のビジネス手帳として人気の高い「NOLTY(能率手帳)」。時間を経営資源として捉え、時間管理の思想を意識づけた画期的な手帳として、1949年の製造より、多くの愛用者を獲得してきました。

 

 その哲学を受け継ぎ、より使いやすい手帳を目指して、2013年4月よりブランド名を「NOLTY(ノルティ)」へ変更。その法人向け商品を扱う株式会社NOLTYプランナーズでは、2006年よりFSC森林認証紙を採用し、法人の環境配慮が当然となりつつある今、多くの顧客の支持を得ています。

 

内側にFSCマークが入っています。

裏表紙をめくると、「FSCマーク」がさりげなく入れられている。

 

「企業など法人が配る手帳は、その組織の“人格”を反映するものと考えています。ですから、『ここなら間違いない』とNOLTYを指名していただけるのは本当に光栄なこと。手帳としての機能に加え、品質やデザインなど最高の品質を備え、細かい部分をお客様と協議して決めていくわけですが、その際に紙の選定も大きなポイントになります」と語る長濱さん。

 

「紙は風合いや書き味、薄さ、色目など機能面とともに、環境配慮を考える要素としても捉えられます。FSC森林認証紙をその中に加えたのも、私たちの考える『品質』にかなっていると考えたからです」

 

 以前は再生紙をメインにしていたことがありましたが、やはり書き心地や色、質感などはフレッシュパルプに及びません。そうした機能面を担保しながら、環境にも配慮した紙を探したところ、FSC森林認証紙と出会いました。

 

営業本部 制作部 部長 長濱智之さん

営業本部 制作部 部長 長濱智之さん

 

「フレッシュパルプで色も書き心地もいいし、環境配慮もしっかり管理されている。とはいえ、もはや環境配慮は『やってます!』と声高に言うものではないですよね。やって当然のことながら、疎かにすれば組織のあり方として疑問を呈される。さらにグローバル化が進むことで、海外からの視線も意識する機会が増えてくるでしょう。FSCは国際認証ですから、その面でもこれからの環境配慮紙として最適な選択なのではないでしょうか」(國島さん)

 

 まだ一般市場の認知率は高いとはいえず、お客さまにFSCの仕組みを説明するのも一苦労。しかし、「NOLTYが推すなら」ということで採用されることも少なくないそう。

 

株式会社ノルティプランナーズの皆さん

 

「信頼されているというのはありがたいことです。当社の手帳の品質を担う要素の1つとして広くさりげなく紹介できればと思っています。そのためにも、もう少し認証制度や普及活動など消費者目線での取り組みを進めてもらえるとうれしいですね」(長濱さん)

 

考えるために欠かせない「紙に書く文化」の担い手として

 

 デジタルツールが進化し、「書く機会」が減りつつあるとされます。そして、木材の資源保護をと、電子化やペーパレスを推進する声も少なくありません。

 

「デジタルツールが優れている部分はたくさんあります。私もスマートフォンや読書用のタブレットを愛用していますし、社用タブレットも配布されています。でも、どんなにデジタルが進んでも『紙に書くこと』は人間の考察に欠かせない基本能力でしょう。手帳だけでなく、デジタルとアナログの良い部分を上手く活用するスキルが、現代人には必要なのだと思います」(田村さん)

 

営業本部 営業企画部 部長代理 田村素子さん

営業本部 営業企画部 部長代理 田村素子さん
 

「そうはいいつつも、やっぱり紙が好きですけどね」と語る田村さん。長濱さん、國島さんも大きくうなずきます。

 

「書き心地や風合いなど、五感に訴えてくるのが紙ですよね。効果としても、当社には『忘れるために書く、考えを深めるために書く』という言葉があり、時間管理はもちろん、ちょっとしたメモから思考が広がったり、具体的な行動にもつながることもあります。手帳に書くことで、時間管理はもちろん、行動や思考も管理することができる。それは誰もが実感しているのではないでしょうか。そうした『書く文化』『書くスキル』を次の世代に継承することが、私たちの役割だと考えています」(田村さん・國島さん)

 

営業本部 制作部 國島絵美さん

営業本部 制作部 國島絵美さん
 

「紙に書く文化」の担い手として、紙という資源をサステナブルに利用していくためにーー。木を『使わない』ではなく、『上手に使うこと』で森という環境を保全していくFSCの理念と呼応しつつ、「NOLTY(能率手帳)」に込められた哲学は、新しい時代へと受け継がれています。

 

株式会社NOLTYプランナーズ
東京都港区浜松町1-2-4 住友不動産東新橋ビル6号館
http://www.noritsutecho-planners.co.jp/

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