牛乳や果汁飲料の容器として、なじみ深い紙パック。給食の時、三角型の紙パックで牛乳を飲んでいたという人も多いのではないでしょうか。そんな紙パックにFSCマークがついた製品があるのをご存知ですか?
これまで、FSCマークの入った紙パックは輸入の紙パック飲料に多かったのですが、最近では、日本のメーカーでも積極的に使用し始めています。というのも、食品用紙容器の開発・製造を行う国際企業テトラパック社が、FSC認証紙を使って紙パックの製造を始めたことが大きなきっかけともいえるでしょう。
FSC応援プロジェクトでも、スタッフが発見したり、またFSC認証紙の紙パックを使用した製品を発売している企業を訪問し、紹介してきました。そこで、FSC応援ブログや、FSC応援プロジェクトのFacebookページでご紹介した中から、日本企業が販売している紙パック飲料(食品)をまとめて掲載します。
■キリン 午後の紅茶 サマーシトラスティー
2017年5月に発売されたばかりの「キリン 午後の紅茶 サマーシトラスティー」の紙パックにFSCマーク見つけましたよ!
キリンホールディングス株式会社では、2016年に『トロピカーナ100%』250mlパックをFSC認証紙にしたのをはじめ、今年4月には900mlパックにもFSC認証紙を採用。2020年末までに酒類、清涼飲料などの国内綜合飲料各社において、紙製の容器包装に使用するすべての紙(限定商品、少量品種、特殊な形状、輸入品等を除く)をFSC認証紙へ切り替えることを目指しています。
■生協の鹿児島の黒酢ドリンク
夏バテ防止にも効果的!パルシステムで購入した「鹿児島の黒酢ドリンク」にFSCマークがついているのを発見しました!
■生協のミックスキャロットジュース
こちらも生協の紙パック飲料。これもFSCマークが入ってますね。生協が紙パックで販売する飲料品37商品にはFSCマークがついているんですよ。
■イオンのオーガニック有機豆乳
イオンのプライベートブランド、トップバリュのオーガニック有機豆乳にもFSCマークが。FSC応援PROJECTでは、イオングループが取り組むFSC認証製品やその活動についてたびたびご紹介しています。
■森永乳業のピクニック
「僕たち飲むならピクニック!」というフレーズに懐かしい~!と思う人も多いのでは?その森永乳業の紙パック飲料もFSCマークがついてます。見つけたら裏側を見てみてくださいね。
■カゴメ 野菜一日これ一本
何気なく飲んでいたカゴメの野菜ジュース。ふと裏を見るとFSCマーク発見♪
カゴメは2014年9月にFSCマークのついた紙パック飲料として「野菜生活100 ORGANIC有機野菜&有機果実使用」を導入。2015年3月には、写真の「野菜一日これ一本」、同年10月には「野菜生活100シリーズ リーフパック」「野菜一日これ一本 リーフパック」にもFSC認証の紙パックを採用しているんです。
■デルモンテ「エコ楽キッチン」シリーズ
さて飲み物が続きましたが、最後は食品も。デルモンテの「エコ楽キッチン」は紙パックです。この「エコ楽パック」シリーズは長期保存もできるので、災害時の備蓄品として、またパスタソースは湯煎もできることからアウトドア食材としても人気上昇中。この製品の紙パックもFSCマークなんです。
☆この商品を販売するキッコーマンにインタビューしています。詳細はこちら☆
http://shitte-erabo.net/story/1658/
Facebookページ「FSC応援PROJECT」では、みなさんからの「FSCマーク発見レポート」を随時募集しています。
お店や身の回りの品々で、FSCマーク(写真ご参照)を見つけたら、マークを写真にとって、ぜひFacebookページ「FSC応援PROJECT」に投稿してくださいね。みなさんからのご報告お待ちしております。!
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