森の達人・三崎孝平の樹木雑学

2019.8.28

【第14回】夏休みの工作にも!落ち葉を使って「木の葉のクラフト」を楽しもう


夏休みの宿題は順調に進んでいますか?
宿題の中でも、毎年多くの子どもたちの頭を悩ませるのが「自由研究」と「自由工作」。そこで今回は、森の達人・三崎孝平さんが、落ち葉を使った可愛らしい「木の葉のクラフト」を伝授します。
対象年齢は3~7歳。夏休みの工作としてはもちろん、就学前の小さなお子さんも楽しめますよ。

 

 
 

夏にも樹木は落葉する!?

「落ち葉で工作」と言うと秋をイメージする方も多いと思いますが、実は夏にも樹木は落葉します。ぜひ森へ出かけてみてください。今の時期だと「クスノキ」の落ち葉が見られますよ。

 

落ち葉を選ぶ際は、乾燥しているものだと作っている最中に折れて割れてしまうため、できれば落葉直後の「葉に弾力が残っている物」を選ぶと、作りやすいです。
 

今回は、「クスノキ」「ケヤキ」「キンモクセイ」「イロハモミジの種」を使って、可愛い「ミミズク」と「フクロウ」が登場する「木の葉のクラフト」を作ってみました。

<用意する物>


・画用紙 1枚
・「ラウンドラベル」または「目玉シール」(100円ショップで売っています)
・両面テープ
・ハサミ
・マジックインキ(クレヨンor色鉛筆でもOK)
 ※「木の幹」と「葉」を描きますので、茶色と緑色を使用します。
・落ち葉(今回は、「クスノキ」「ケヤキ」「キンモクセイ」を使用)
・イロハモミジの種
 
 

「木の葉のクラフト」の作り方

では、作り方をご紹介します。

1、落ち葉を湿らせる

まず、作業前の準備として、落ち葉を新聞紙に挟んで霧吹きで湿らせ、約1時間置きます。このように落ち葉を少し湿らせることで、作業がしやすくなります。
 


2、ミミズクを作る

次に、ミミズクを作ります。
 
①葉柄(ようへい:葉を支える柄の部分)を、5mm程度残してカットします。

   

②葉の裏側の上部に、両面テープを貼ります。

   

③葉の下の部分(写真で言うと上の部分)を、葉身(葉全体)の1/4程度を残して貼り合わせます。この時、折り目をつけずに優しく曲げるように貼り合わせてください。

   

④裏返して、上部左右に斜めに切り込みを入れます。切った部分は「ミミズク」の“耳”になります。

   

⑤表にして、④で切った“耳”を立てます。

   

⑥最後に“目”をつけます。目は、黄色のシールに黒か紺のシールを貼ってもいいですし、目玉シールを使ってもOKです。

   

⑦両目を貼って、「ミミズク」の完成です!

   


 

3、「フクロウ」を作る


続いて、「フクロウ」を作ります。
 

①葉柄は残さずカットし、葉の表側の上部に両面テープを貼ります。

   

②葉先から1/3くらいのところに目を貼ります。

   

③目の半分くらいが出るようにして、葉を貼り合わせます。これでフクロウも完成です!

   


4、画用紙に貼ってみる

最後に、画用紙に木の枝を描いて、作った「ミミズク」と「フクロウ」を両面テープで貼ってみましょう。
 

 
今回は、「イロハモミジの種」を飛んでいる鳥に見立て、「キンモクセイ」の葉でネコを追加で作ってみました。
 
また、フクロウの裏に鋸歯(きょし:葉のギザギザ部分)の大きい丸い葉(今回は「ケヤキ」を使いました)を貼れば、ふっくらした感じが出ます。
 

   


 

みなさんも、落ち葉を使って、いろいろなものを作ってみてはいかがでしょうか?
お子さんはもちろん、大人だけでもきっと楽しめますよ!

 

<「森の達人」こと、三崎孝平さんプロフィール>
環境保全に貢献するという目的で設立されたエコシステムアカデミーのシニアインストラクターや全国森林インストラクター会会員として活躍中。日本各地の学校や森を飛びまわり、森の大切さや、FSC森林認証について伝えています。このコーナーでは、森や自然がますます身近になる楽しい情報を「樹木講座」としてお届けしています。

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