FSCマークの意識は「?」。でも知らず知らずのうちに使っているようで…
日本から直行便で南下すること約11時間、南北2つの島から成り立ち、日本とほぼ同じくらいの国土のニュージーランドは、豊かな自然が魅力的な国です。
今回レポートしていただいたホリエさんは北島の中央部タウポ市で2週間のホームスティを体験されたばかり。登山が趣味のホリエさんは必ずごみ袋を数枚用意し、すべてのごみを持ち帰るほど、美しい自然を楽しむための自然への配慮を心掛けているとのこと。今回もタウポの自然を楽しまれたようです。
そんなホリエさんにニュージーランドのFSCマークについてレポートしていただきました。
南半球最大の自然湖タウポ湖畔の町
タウポは南半球最大の自然湖・タウポ湖の湖畔の町です。周辺には、数年前に噴火した活火山があり、温泉や地熱発電所があります。活火山の周辺は国立公園に指定されており、映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地としても使用された場所です。湖だけでなくトレッキングやスキーができる山など、豊かな自然が身近にある素敵な町でした。
FSCマークがない!?でも探してみると…
さてニュージーランドでのFSCマークは、一般的な認知度はまだまだ高くないようでした。ホストファミリーに「FSCマークって知ってる?」と聞いてみましたが、「わからない」と即答。冷蔵庫の中やキッチン周辺を捜してみましたが、残念ながら家庭の中では発見できませんでした。 ニュージーランドはオーストラリアと近く、オーストラリア製の製品がたくさん輸入されています。オーストラリア製品にはPEFCマークが多くついているようでした。
ニュージーランドにはないのかしら?と思っていたところ、たまたまドイツ人の女の子が同じ家にホームステイしており、「ドイツではほとんどの文房具にこのマークがついてるよ!文房具を探してみたら見つかるんじゃない!?」と教えてくれました。
さっそくステーショナリーの大型モールへ行ってみると…ありました!プリント用紙、ノート、鉛筆、手帳、バースデーカードなどのカード類等々。
その後スーパーマーケットや観光案内所でも続々発見
後日、スーパーマーケットでも見つけました。トイレットペーパーや牛乳パック、豆乳パックなどメーカーによってはマークがついていました。
その後、観光案内所にて時間つぶしでフリーペーパーをめくっていたら、最後のページに見つけました!マークの意味は知らなくても、実は知らず知らずのうちに多くの人がマークの付いた製品を手にしているようですね。
FSCマークのことは、今回初めて知りました。日本では見たことがないなぁと思っていたのですが、先日会社に届いた封筒の裏をふと見たら、FSCマーク!また、何気に購入していたティッシュペーパーの箱にも発見しました。実は身近にたくさんあったんですね!今後は紙製品の購入時には気を付けて見てみようと思っています。
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