最近大人気のハーバリウム。お花屋さんだけでなくインテリアショップなどでもよく見かけるようになりましたね。
市販されている色鮮やかなハーバリウムもきれいですが、もともとは「植物標本」が由来。それなら身近な草花で、自分だけのオリジナルハーバリウムができないものか…ということで、「ちよこの森便り」でおなじみ、田中千代子さんのもとへ!檜原村の森で摘んだ草花を使ったハーバリウムを作ってきました。

雨の檜原村の森で植物採集

ハーバリウムに入れると映える植物について、千代子さんから説明を受けながら採集していきました
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まだ青いスギの実も乾燥させれば材料に
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ヤマアジサイがちょうど見頃
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マタタビの花は下向きに咲きます
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マタタビの葉は一部分だけ白く変色。花があることを知らせるためとも言われてるそう
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シダの葉もハーバリウム向きとのこと
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どんな植物を入れるか想像しながら集めていくのも楽しい!
即席ドライフラワーにするには電子レンジ&シリカゲルで!
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瓶の大きさによって入れる植物を選定
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耐熱用の容器にシリカゲル→植物→シリカゲルという順番にいれます
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電子レンジでの加熱は1分を目安に
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シダの葉を乾かすとこのような感じ。結構カラカラに乾きます
ラベルをつけると植物標本っぽさがアップ!
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植物は少しずつピンセットを使って、入れていきます
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パラフィンオイルは粘性が高いためゆっくり静かに

千代子さんのお手本。あらかじめ採集しておいた植物を自然乾燥で乾かして何種類もストックしておいているそうです。木の実は虫がいる場合があるので、煮沸してから自然乾燥を、とのこと
確かに瓶の中には檜原村に自生しているさまざまな植物でいっぱい。さながら「ミニ檜原村」を作った感じです。

FSC応援プロジェクトのスタッフが作ったハーバリウムは木の枝をメインにしたシンプルなもの。「作り始めたら楽しかった!」と大満足の様子
ラベルには採集した日付、場所、また瓶に詰めた植物の名前を学名で書くと、植物標本っぽい仕上がりに。
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ラベルも一工夫。紅茶で染めると少しアンティークな色合いになります
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ラベルをつけると植物標本のような仕上がりに

小さな瓶に作った「小さな森」。
見るたびにこの日の思い出がよみがえってきそうな、そんなハーバリウムを作ることができました。
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