2016.11.10
FSCの普及啓発キャンペーン「FSCフォレストウィーク2016」
FSCの森で三菱製紙グループ社員が
森林整備を体験
2016年9月1日から9月30日まで、国際的な森林認証制度「FSC」の普及啓発キャンペーン「FSCフォレストウィーク2016」が開催されました。「FSC応援プロジェクト」でも、9月22日に檜原村のFSC認証林にて、田中林業の協力のもと、エコシステムアカデミー(三菱製紙株式会社・三菱製紙販売株式会社)メンバーによる森林整備体験会を中心としたイベントを実施しました。
●雨で残念ながら森林整備はできず、
カマやヘルメットなど整備品をピカピカに
9月22日は、あいにくの雨。それでも夏の名残が濃い、緑あふれる森は美しい景観で迎えてくれました。集まったのは、エコシステムアカデミー(三菱製紙株式会社・三菱製紙販売株式会社)のメンバー16名。約半分以上が森の整備は初めてとのこと。
16人が集まりました。
降り続く雨に、森に入っての整備の実作業はかないませんでしたが、整備用具のケアを体験させてもらいました。まずは、森に入る際の必須アイテム「ヘルメット」を磨き、下草を刈るためのカマの刃を砥石で研いでいきます。
頭を守る大切なヘルメット。ピカピカに磨き上げました!
気を緩めるとスパーッと切れてしまいそうな刃先におっかなびっくり。それでも田中林業の田中惣一さんのご指導のもと、慣れない手つきながら刃先を磨き上げていきます。
皆さん、真剣なまなざし。スリスリと刃を研ぐ音だけが響きます。
「手のひらの膨らみで刃をおさえることがポイントです。砥石は水にしっかり浸しましょう」と田中さん。でも、ついつい指で刃をもちそうになりそうになり、ヒヤヒヤ。表と裏を両面から磨きあげ、ついにピカピカになりました!
ビフォー&アフターでこの違い。
後は、仕上げに錆び止めスプレーをかけ、カバーをしっかりかけて完了!これでいつでも、森の下草刈りに行けますね。
作業完了しました!カマをかまえてポーズ。
●初めてののこぎり体験に四苦八苦
1本の木を切るのがこんなに大変だなんて!
次に体験したのは、のこぎりを使った丸太切り。太さ16cmほどの木を、好きな厚さにカットしていきます。簡単そうに見えて、これがなかなかの重労働。しかも、丸木だけに枝の跡が残っていて、堅い部分が切りにくいんです。
数人がかりで丸太をおさえています。けっこう重労働!
田中さんからのアドバイスによると…
●のこぎりの刃を前に出すときは力をかけず、引くときのみ力を入れる。
●柄はあまり強く握らず、やさしく握る。
● できるだけ真上から見るとまっすぐ切りやすい。
●脇を開かず、まっすぐ後ろに引く
●刃渡りいっぱいに動かす。などなど
ちょっと厚切り?最後まで諦めず、がんばりました!
1枚カットするのに時間と体力をこんなに使うとは!こればかりは、のこぎりの使い方の訓練はもちろん、日頃の体力づくりがものをいいそうです。
●秋の長雨に濡れそぼる森へ
濃い緑の香りに癒されて
それでもやっぱり来たからと、雨で滑る小道を上って森の入口まで散策にいきました。
残念ながら、山道は断念。
奥までは行けなかったものの、普段よりも雨に濡れた森の濃い緑の香りに包まれ、ほっこりした気分に。まだ夏の草花が目立つ中で、少しずつ秋の気配を感じられました。
初秋の雨の森の美しさもなかなかのもの
散策の後は、FSC森林認証の薪を使った釜でピザを焼き、囲炉裏のある部屋で「FSCの森」について話しをしながら、ランチタイムを過ごしました。
薪釜で焼き上げたピザは格別!囲炉裏を囲んで話が弾みます。
エコシステムアカデミーのある福島県西郷村近辺の森や、FSC森林認証を持つ岩手県岩泉町の森、そして今回の檜原村の森について、また植物の植生や種類などについても話が弾みました。囲炉裏の部屋の無垢材を言い当てるなど、さすがに木に詳しい人ばかり。ちょっとした散策でも、木の名前や特徴を知っているといっそう楽しくなることを改めて感じました。
雨は上がったもののタイムアウト。後ろ髪を引かれながら記念撮影☆
雨のために森の整備体験はできなかったものの、整備道具のケアや丸太切りなど、なかなか日常ではできない様々な経験ができて、皆さん満足気。学んだことを次の整備体験に活かすことを期待しつつのお開きとなりました。皆さんお疲れさまでした!
それぞれ自分の仕事場に戻ってからも、FSCマークを意識し、森を守るための活動を継続していきます。ぜひ、皆さんも一緒にFSCを応援してくださいね。
RELATED POST関連記事
FSCフォレストウィークイベント「FSCの森エコツアーin檜原村」
レポート「工学院大学エコ推進委員会 三菱製紙白河事業所・エコシステムアカデミー訪問」
森について学び、森の大切さを実感できる森