FSCマークイベント

2014.6.3

FSCマークイベント

  • 楽しみながら海と森の大切さを伝えたい
  • すみだ水族館「ペンギンメール」
東京スカイツリータウン®内の“都会の水族館”として人気の高い「すみだ水族館」。『「鑑賞」する水族館から、「体験」する水族館へ。』をテーマに、様々なイベントを随時開催しています。今年3月の春休み時期には、FSC応援プロジェクトとコラボした「ペンギンメール」が大好評。多くの方にお楽しみいただきました。でも「どうして海がテーマの水族館が、森を守るFSCとコラボ?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。実際にご担当された皆さんにお話をお伺いします。

お話しを伺った方

すみだ水族館 (上左より)
齊藤眞一さん、春日井美帆さん
企画責任者として全体の管理を務めた斎藤さん。春日井さんは事務方としてバックヤードからイベントを支えました。
(下左より)
藤崎美紀さん、栗原綾子さん
運営責任者として現場のマネジメントに携わった藤崎さん。栗原さんにとってはFSC応援プロジェクトとのコラボ企画「ペンギンメール」が入社してはじめてのイベントだったそう。

限られた時間と空間の中で、より深い経験をしてほしい

子どもはもちろん、大人にもファンが多い「すみだ水族館」。2012年5月のオープン以降、様々な話題を振りまき、新しい下町の観光スポットとして一躍有名となりました。

 

すみだ水族館
シックなエントランスは、まさに都会の水族館

 

足を踏み入れると、水草やくらげが揺らめく幻想的な雰囲気。そして、それぞれにテーマをもたせた水槽がずらりと並びます。一番の人気者は元気いっぱいのペンギンたち。巨大な屋内開放プール型水槽で泳いだり、エサを食べたりする、愛嬌たっぷりの仕草に来館者はもうノックアウト☆

 

すみだ水族館
「魅せる」展示に体験や発見がいっぱい。リピーターが多いのもうなずける。

 

水族館としては決して広いスペースではないのに、海の魅力や不思議がぎゅっと詰まっている感じ。たぶん、広い水族館の時より、ゆっくり見ているような…。

 

「そうなんです。限られた空間だからこそ、濃密な時間を過ごして欲しい。だから単なる展示ではなく、発見ができるような工夫をいろいろ取り入れています。イベントが多いのもそう。大人も子どもも手を動かしたり、スタッフと交流があったりすることで、様々な気付きが生まれ、海や生き物、そしてすみだ水族館への愛着も生まれると思うんです」

 

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そう話すのは営業企画部の齊藤眞一さん。責任者として、今回のFSC応援プロジェクトとのコラボイベントをまとめてきました。でも、それにしてもどうして水族館が「森」なんでしょう。

 

「人や生き物にとって海も森も大切な存在であり、『森は海の恋人』といわれるように、循環する環境の中でお互いに影響しあっています。ですから、海の不思議や大切さを伝えたいと考える私たちには、その森を存続していくためのFSC森林認証の考え方がとてもしっくりきました。説明を受けて『よし、一緒にやろう』とほぼ即決でしたね」

 

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シンプルながら「ペンギンメール」は、すみだ水族館の人気ワークショップ

難しい思いや理念を「楽しさ」を通じて伝える

「海と森のつながりの大切さを伝えたい」でも、短い時間で説明するのは難しいこと。開催中には、そんな声がスタッフからあがってきたそう。

 

イベントの運営責任者である藤崎美紀さんは「皆さま、遊びに来ているので、難しい話は好まれない傾向があります。私たちとしても説教臭くはしたくなかったので、どう伝えるか悩みました」とその苦労を語ります。

 

「でも、スタッフが説明しながらFSCの小冊子をお渡しすると、興味を持ってくださる方は多いんですよね。そうした小さなコミュニケーションの中から、ゆっくり伝わっていけばいいなと思いました」

 

すみだ水族館
スタッフとのコミュニケーションから、理解や共感が生まれるのを実感。

 

今後はもう一歩進めて、効果的なツールを用意するのと同時に、ツールにできるだけ頼らず、スタッフが自分の言葉で紹介できるよう、FSCの理解を深めていきたいという藤崎さん。イベントをより楽しく意味のあるものにしたいという熱意が伺えます。

 

「不思議なことに、お子さまの方が『森と海はつながってるんだよね』なんて、言ったりする。感性では子どものほうがわかっているのかもしれませんね」と事務方としてバックヤードを支える春日井さんのコメントも印象的でした。

「五感」で森や海の大切さを感じてもらえる企画を

そんな先輩たちの奮闘ぶりを目の当たりにした新入社員の栗原さんは「楽しそうなイベントにいろんな苦労があるんだなあと、改めて感じました」と話します。

 

「朝礼などでFSCについては説明がありましたので、だいたい理解していました。でも、実際に現場を見に行って『そうか、ただ楽しいだけじゃなくて、メッセージを伝えることも水族館の仕事なんだな』と実感しました。そう、先輩に『単なる“お祭り”じゃないんだぞ』って(笑)」

 

すみだ水族館

 

 

そんな栗原さんは、実はアートスクールの講師のアルバイト経験があり、イベントを楽しむ人たちを見ているうちに、いろんな構想が浮かんできたそう。

 

「森の香りや木の手触りなんかを実感してもらえるイベントを企画してみたいですね。海や川の生き物とのコラボも楽しそう。いろいろ勉強して、提案していきたいと思います」

 

そして、目をキラキラさせながら「勉強のためにも、個人的にもFSCの森に行ってみたい!」とのこと。ぜひ、皆さんでお越しください。海と海の生き物を愛する皆さんはまた、森と森の生き物を愛するサポーターでもあるのですから。

すみだ水族館
〒131-0045 東京都墨田区押上1−1−2
Facebookでも情報発信中!
http://www.sumida-aquarium.com/

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